工事資料作成を効率化する|画面・図面・写真の切り取りSnippng Tool

工事資料作成を効率化する|画面・図面・写真の切り取りSnippng Tool 工事関係書類

windowsには標準で『今映っている画面』の好きな部分を自由に切り抜き→画像として保存できるツールがあり、それを使うことで資料作成業務の大きな省力化、効率化が図れます。

windows標準搭載の画面切り抜き→画像化ソフト

工事の資料・書類・計画書などを作る際、図面や写真の一部を貼り付ければ、作業効率が上がる場面が非常に多くあります。

そのような時、スクリーン切り抜き機能であるwindows標準搭載の『Snipping Tool』を使えば、資料作成や書類作成がとても進めやすくなり、おすすめです。

以下で使い方を説明します。

手順1:Snipping Toolの検索

windowsの検索ウインドウ「ここに入力して検索」の欄に「snipping tool」と入れます。

windows11はwindowsボタンを押すと検索ウインドウが出ます。

手順2:snipping toolの起動

検索結果に表示されたSnipping Toolを開きます。

※ ショートカットキー[Windows] + [Shift] + [S]で即座に起動できるため、慣れてきたらこちらもおすすめです。

手順3:Snipping Toolの操作

起動したSnipping Toolの『新規作成』を押します。
画面にフィルターが掛かるので、マウスで任意の範囲を選択すれば、その範囲をそのまま画像化できます。

使用例:材料資料を作ってみる

「具体的にどんなことに使用できるか」の一例として、建築工事の材料資料を作ってみます。

工事現場で撮影した写真です。
このままでは余分なものが移っているため、一部分を切り抜きます。

Snipping Toolを起動し、写真の中の使いたい部分のみを選択します。

切り抜きが完成しました。
『ファイル』→『名前を付けて保存』で任意の場所に保存できます。

Excelなどに貼り付ければ、わかりやすい資料が作れます。

公共工事では、担当監督員から材料資料を求められる事が良くあります。
カタログなどではイメージが不足する場合は有用です。

用途事例1:現場打ち合わせ資料にする

写真の一部を切り抜いて、現場調査や打ち合わせの資料が作れます。

どこに何をしたいかが一目瞭然なので、関係者に送信する情報共有資料の作成に役立ちます。

用途事例2:施工計画書に利用する

標準仕様書の1部分を切り抜けば、施工計画書の作成の手間を短縮できます。

下地調整の表を切り抜き、Excelの図形で赤枠を付けました。
こんな表を手作業で作り直すのはとても手間が掛かりますが、画像貼り付けなら一瞬です。

用途事例3:図面を切り抜いて資料にする

pdfの図面を切り抜いて使うこともできます。

Excelに図面の切り抜きを貼り付け、上から図形で枠や矢印を書き込んで案内図や計画図を作れます。

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